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沿革

白井病院のはじまりは江戸時代、白井養全による開業にさかのぼります。その後医師の家系が続き、明治時代に高瀬の地で「白井医院」として開業し医療の質の向上に努め、現在の眼科専門病院に至りました。

江戸時代以前

当院の起源=白井家の祖までさかのぼると、平安時代に行き着きます。
白井家の祖は、平安時代の武士で、20代・国隆が来讃し、仲村および財田村を領有するも、23代では僧となり、俗還したのは28代・権右衛門のとき。その子・権六が家を継ぎ、一族の白井茂十郎の次男・義明を婿として迎えます。
その白井義明が医師となり、別家を起こし、名を養全と改め、1700年(元禄13年)頃、高瀬にて開業しました。
以後、代々医師の家系が続き、江戸時代の長崎遊学では、讃岐からのべ56名の遊学医師が出ました。同じ家系で複数名が遊学医師となることは珍しかったにもかかわらず、白井家は泰仲、平馬、此三郎の3名を送り出しています。

白井家母屋

白井泰仲往来手形

明治時代~現在

1887年(明治20年)2月11日 旧高瀬町上高瀬にて白井要が白井医院(眼科、外科)を開業
1922年(大正11年) 白井病院として許可を受ける
許可病床43床
1923年(大正12年) 白井進、三井慈善病院北里研究所より当地に戻る
1958年(昭和33年)5月6日 医療法人明世社白井病院として法人申請
医療機関開設許可
初代医療法人明世社理事長に白井仲就任
標榜科:眼科・外科・内科
1970年(昭和45年)12月4日 許可病床41床
1971年(昭和46年)3月19日 国道11号線沿いに新病院開設
1985年(昭和60年) 2代目理事長に白井堯子就任
1997年(平成9年) 弱視・斜視専門外来スタート
1997年(平成9年)7月 高瀬町、三野町3歳児眼科健診に視能訓練士派遣
1998年(平成10年)8月 外来・病棟増改築工事終了
2000年(平成12年)7月 角膜専門外来スタート
2006年(平成18年) 市町村合併により三豊市3歳児眼科健診に視能訓練士派遣
2007年(平成19年)4月 院内託児所開設
2012年(平成24年)2月 3代目理事長に白井義人就任
2012年(平成24年)3月 病棟検査室・診察室、食堂、厨房を改装
2013年(平成25年)3月 手術室を改築(第1ルーム、第2ルーム)
2013年(平成25年)4月 5代目白井病院院長に宇野敏彦就任
2018年(平成30年)6月 診察室5、診察室6を増設
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