診療のご案内
主な医療機器
主な手術機器
手術室1
手術顕微鏡 VISU210 [カールツァイスメディテック社]
一世代前の最上位機種ですが、立体感に優れておりいまだに多く支持されています。一説にはLumera700よりも良いとの高評価も。前眼部手術から後眼部手術まで対応できます。
超音波白内障手術装置 センチュリオンビジョンシステム [アルコン社]
インフィニティの後継機種で、手術の安全性と手術効率がさらに高まりました。
毛様体レーザー装置(緑内障) IQ810 [トーメーコーポレーション]
IQ810は緑内障治療を行うためのレーザー装置です。
眼の表面(強膜)にプローブをあててレーザー照射することで、眼圧を下げます。
手術でも眼圧が十分に下がらない難治性緑内障に適用することができ、通常は日帰り治療となります。
手術室2
手術顕微鏡 Lumera700 [カールツァイスメディテック社]
眼科顕微鏡のなかで最上位機種。Resight(リサイト)による網膜硝子体観察システム付き。前眼部手術から後眼部手術まで対応が可能です。
硝子体手術装置 コンステレーション ビジョン システム [アルコン社]
白内障・硝子体手術、レーザー手術等の機能がオールインワンになった最先端の装置です。7500回転/分の硝子体カッターで、合併症の少ない硝子体手術を効率よく行うことができます。
主な検査機器
超広角走査検眼鏡(無散瞳眼底カメラ) カリフォルニア [ニコン社]
1回の撮影で網膜の80%を記録します。撮影は非接触でフラッシュをたかず、眩しくありません。また、瞳を開く検査薬を使わない(無散瞳)で撮影可能なため、患者さんの負担が少なくなります。
超広角走査検眼鏡(無散瞳眼底カメラ) オプトス200Tx [オプトス社]
散瞳せず(無散瞳)に眼底の80%以上が撮影可能です。通常の無散瞳カメラの15倍の範囲をカバーすることができます。
後眼部SS-OCT SS-OCT PLEX エリート 9000 [カールツァイスメディテック社]
眼底の血管や血流を撮影する機械。高速かつ広範囲に、なおかつ高い画像処理能力により高画質に撮影できます。また、断層別に解析し、各層の血管を詳しく写し出します。造影剤を使用せずに撮影できて患者さんの負担が少なく、検査を頻繁に行えることも特徴。
蛍光眼底撮影機器+OCT スペクトラリス HRA+OCT [ハイデルベルグ エンジニアリング社]
網膜だけでなく脈絡膜の状態までも撮影できるため、様々な黄斑疾患の確定診断に必要不可欠です。
後眼部OCT RS-3000 Advace [ニデック社]
従来のOCTより「速く」「広く」「鮮明に」網膜の断層を撮影できます。神経線維のダメージを広範囲に詳しく測定できるため、緑内障の早期発見や進行状態の把握に有効です。
前眼部OCT CASIA2 [トーメーコーポレーション]
角膜、隅角、虹彩や水晶体の形状を精密に知るための光干渉断層計。白内障手術の前に、手術後の視力に影響のある角膜や、手術後の眼内レンズの様子を正確に調べられます。緑内障に関連の深い隅角も映し出せ、診断や治療経過の確認に役立ちます。
前眼部形状測定装置 TMS-5 [トーメーコーポレーション]
通常は角膜の前面しか測定できませんが、TMS-5は角膜の前面と後面の撮影が可能なため、より詳しい角膜形状が把握できます。
超音波画像診断装置 UD-8000 [トーメーコーポレーション]
前眼部から後眼部まで鮮明な超音波画像が得られます。UBMプローブを装着することで、隅角だけでなく毛様体の状態も詳しく把握できます。
角膜形状装置 オートレフトポグラファー REF TOPO RET-700S(サンコンタクトレンズ仕様) [レクザム社]
円錐角膜や角膜乱視が強いと、通常のハードコンタクトでは対応できない場合があります。その際に作成するオーダーメイドコンタクトレンズのデータ収集に寄与します。また角膜移植後や翼状片手術前・術後において、角膜の状態を把握するためにも必要です。
網膜電位図+多局所網膜電位図 LE-4000+LE-4100 [トーメーコーポレーション]
LE-4000は、網膜の機能評価ができ、網膜疾患の鑑別や疾患の程度判断に使用される網膜電位図(ERG)を測定。一方LE-4100は、視力に大きく関わる黄斑部の機能評価につながる多局所網膜電位図(mf-ERG)が測定できます。主に黄斑部の網膜の機能評価や原因不明の視力低下などの精密検査に使用されます。
コントラスト感度測定装置 CGT-2000 [タカギセイコー社]
いろいろな大きさの「もの」の濃淡がどの程度までわかるかを検査します。知覚する能力が高いと、コントラストが低い視標を提示し、逆に知覚する能力が低いとコントラストが高い視標を提示します。この応答反応をグラフ化することで様々なものの大きさとコントラスト感度の状態を把握することができます。
網膜電位計(ポータブルタイプ) レチバル [メイヨー社]
通常、網膜電位図(ERG)の測定は、散瞳した眼に電極を装着したコンタクトレンズをつけ、暗室の中で長時間に渡り測定を行います。しかしこのレチバルは、明るい部屋の中で散瞳をせず(無散瞳)、眼の下に電極を貼る(皮膚電極)だけ、なおかつ短時間で測定ができます。